マッチブックに引き続き、Pancyもサービス終了の発表が行われました。
運営会社の株式会社クトは、mixiグループという大手の傘下だったので大きな衝撃です><
Pancyは、大手アプリが大量に新規会員を獲得する中でなかなか集客がうまく行われず、界全体のシェア率が0.9%と、1%を割り込む厳しい数字となっていました(2018年ラブシーク調べ)。
2017年にリリースされたばかりなので、運営期間がわずか1年半とかなり早い段階での見切りですね。
このサービス終了について、課金ユーザーやPancyの今後はどうなるのかを徹底調査してみましょう!
目次
Pancyのサービス停止に関する情報
Pancyについて
会員数 | 非公開 |
コンセプト | 恋活・婚活 |
年齢層 | 20代前半 |
業界シェア率 | 0.9% |
運営会社 | (株)クト |
キャッチコピー | 価値観診断でつながる恋活・婚活マッチングアプリ |
サービス終了に関する情報
終了予定日 | 2019年3月31日(日) |
全商品の販売停止 | 2019年2月28日(木) |
運営年数 | 約1.5年(2017年10月~) |
課金ユーザーへの対応について
2018年10月31日より、下記ののプランが購入できなくなります。
- 有料会員(3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月プラン)
- プレミアムオプション(1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月プラン)
- カード購入
もし、終了の報告を知らなくて12ヶ月プラン等を購入し、2019年3月31日以降も課金ユーザーとなってしまう人には、返金対応しますと発表がありました。
買ったけど無駄になる、、、という事はなさそうなので安心ですね。
手持ちのカードはどうなるの?
手持ちのカードについては、何枚持っていても返金対象にはらないようです。
カードは、どんなにたくさん持っていてもサービス終了までに使い切ることができるので当然といえば当然ですね。
もしたくさん持っている人は早めに使ってしまった方が良さそうです。
どうしても1回Pancyを使ってみたかった言う方へ
どうしても、、、1回Pancyを使ってみたかったという人は、2019年の2月末までなら有料会員になれるチャンスはあります。
ですが、2018年11月以降は、割引が無い「1ヶ月プラン」のみしか購入できません。
もし、終了までに試してみるか~という方は1ヶ月プランを購入してみましょう。
とても興味深い「価値観診断」を売りにしているアプリなので、一度試してみる価値はあると思いますよ。
今後のPancyについて
運営会社の株式会社クトは13名で、おそらくPancyの運営のために設立された会社だと思われます。
このクトという会社は、ホームページで社員13名全員が画像つきで紹介されているという、とても風通しの良い社風が印象的な会社でした。
mixiグループなので、アプリ終了と同時に会社が即無くなる!?のかどうかはわかりませんが、この魅力的な社風を活かして今後もまた新しいアプリ開発に携わっていただきたいところですね。
Pancyの終了がマッチングアプリ業界へ与える影響
今回のPancyの終了で最も注目すべき点は、運営がわずか1.5年しかなかったということです。
シェア率がわずか0.9%だったとはいえ、赤字が大きくなって運営を圧迫したからとは考えにくいです。
つまるところ、マッチングアプリ業界で生き残っていくことはできないと早々に判断したということになります。
現在は、Pairs、Omiai、タップル、with、Tinderといったアプリが5強として君臨しています。
ということは、これらが強すぎて、これから頑張っても新規顧客を得ることができないと考えたいうことを意味しているんですね。
mimiやイヴイヴといったカジュアルマッチングといわれる第二世代のアプリもシェア率が2%未満なので、このあたりも生き残るかどうかの瀬戸際に立っているのかもしれません。
今後、マッチングアプリ業界で生き残るには、5強と立ち向かわなければならない、、、そういう厳しい現実を見せられた気がしました。
でも、マッチングアプリ業界が盛り上がる為にも、新興勢力にももっと頑張ってもらいたいところですね。
第三世代のデートアプリに現在の注目が集まっています。
サービス終了の記事、全文
最後に、Pancyから届いたサービス終了の記事の全文を掲載しておきます。
気になる方は確認しておいてくださいね。